こんにちは。
今日はなんだか曇り空。
気温はすごく低くはないんだろうけど、
太陽の光がないと室内はなんとなく肌寒い...
さて、昨日ふとした記事からこんな内容のものを見つけました。
「超一流になるのは才能か努力か?」
アンダースエクリソン著
フロリダ州立大学心理学部教授で「超一流」研究の第一人者の方の本だそうです。
「超一流」研究..いろんな研究があるんですね。
で、超一流になる人は、才能があるからなれるのか、
それとも努力をしたからなれたのか、というお話で
結果から言うと、超一流になれる才能というのは存在せず、
どの業界でも、どの分野でも、超一流と呼ばれる人達は
その技術を習得するのにかけた時間が長い人ほど超一流になっている、
努力と技術の向上は素晴らしく比例している研究結果が出ているとのことです。
1万時間の法則
「どの分野でも、達人の域に達するためには、1万時間の練習が必要だ。」
という1万時間の法則というのがあるということで、
逆に言うと、生まれもった達人というのは存在せず、
誰でも1万時間の練習を重ねれば、達人になれる、ということだそうです。
ただし。
「ただ努力するだけでは、能力は向上しない。」
超一流になるためには、「正しい努力(=練習)」をしなければならない。
その正しい努力、練習というのが、
限界的練習。
限界的練習とは、
自分にとっての「居心地の良い領域から飛び出し、限界を少しだけ超える負荷を自身にかけ続けること。」
居心地の良い領域=コンフォートゾーン。
例えば、大ベテランの医者が、自分の知識と経験に慢心して、
なんの研究も研修も努力もせずに、ただ経験だけを積み重ねている場合と、
若い医者が、新しい研究、研修、知識の習得、そして経験とすべて今の自分より上へ上へ、
と目指し努力をした場合とでは、
後者の若い医師の方が、能力があきらかに向上する、ということ。
また例えば、
テニスプレイヤーでフォアハンドは得意だけど、バックハンドは苦手な人がいるとして、
その人がいくらフォアハンドの練習を繰り返しても上達はしない。
そうではなく、苦手なバックハンドの練習を繰り返し、あえて自分の得意分野から飛び出すことで
初めてスキルがアップする。
なにも、超一流になろうって人だけではなく、
すべてにおいて通じる話かな、と思いました。
ヨガに例えるなら(ヨガじゃなくてもいいけど)
体が柔らかくてストレッチは気持ちよくて好きだけど、
筋力がないから、ちょっとキツいことは嫌い、って人がいるとして
その人がストレッチばっかりやってたとしても、
体は強くもならず、安定もせず、
不安定なところで関節の可動域ばかりがひろいから
いつかは怪我をするかもしれない。
でもあえて、苦手な筋トレ要素を含んだ練習を繰り返していけば、
柔軟性にプラスして体が安定する強さも得られ、
怪我なく、さらにポーズを楽しむことができるようになる。
自分にとっての「居心地の良い領域」を飛び出す勇気。
嫌だ嫌だといいながら、不満タラタラの仕事を辞めずに文句ばかりいっているのも、
結局は、「居心地のよい領域」=とりあえず、給料もらえているし、新しいこと覚えなくてすむし、
から飛び出す勇気がないということ。
「限界的練習」
今の自分からちょっと上を目指して、
自分にあえて負荷をかけて、成長していくこと。
それって、必要だな、って私は思います。
超一流になりたいか、なりたくないかは別として、
普通に、必要なことかなって、思います。
1月30日(水)のクラス。
(水)午前はスローフローヨガ。弱いものは感じる力も弱い。
先週の(水)、ちょっとお久しぶりの生徒さんと、
わりと筋力弱めな生徒さんが複数..笑
先週のこのプランクを見て、
今週のテーマを決めました。笑
この時の(先週の)テーマは坐骨と脚強化だったんですが、
それにプラスして胸の筋肉、お腹の筋肉、と思いました。
プランクは腕で支えているわけではありません。
でも体幹の力がないと、
自分の腹にも背中にも胸にも脚にも、力が入っていないことに
たぶんあまりわかっていないと思います。
力がないって、そういうことなんです。
力がないから、感じる力もない。
感じれないから、使えない。
悪循環になるんです。
とはいえ、いつもやっているランジなんかでは
ずいぶん、強さが見られるようになってきましたよ。
できる!という体験を繰り返して、
弱いところにも神経が届くように
いろんな角度からアプローチしていきましょう。
そして先週は脚強化。
片足で立っても揺れない脚の力。
片足で立っても、骨盤がどっか向かない、骨盤まわりの筋肉の強さ。
それを探し、力つけていきます。
ウォーリアⅡ
もう一歩なところもあるはある、けれど
ひとつずつクリアしていきましょう。
超一流を目指すわけじゃないけれど、
アスリートになるわけじゃないけれど、
自分自身が楽に、日々軽い体で生活するためにも
自分の居心地のよさから抜け出す努力は必要ですよ!
(水)プライベートレッスン。一歩外へ、も成長に。
こちらのレッスンはやや緩めです。
限界的練習になるかというと、(居心地のよさから飛び出ているか)
一般のクラスに出ている生徒さんから見ると
もしかしたら、え、甘いんじゃん、って感じかもしれません。
でも、
自宅と会社の往復という世界から飛び出して
毎週1回必ずここに通う、という時点で
居心地のよさから飛び出て、正しい努力を積み重ねているんだと思います。
もちろん、それは一般のクラスにコンスタントに通い続けている人にも言えますよね。
まだ体の強さを求めるところまではいかないけど、
日常の世界から一歩外へ踏み出して、ここに通う。
それだけでも、成長に繋がりますよね。
まずは一歩外へ。
そして、それを継続して。
それを多くの人に実践してもらいたいなぁ~と思います。
(水)夜はアロマヨガ。悔しい!も立派な原動力。
レアな(水)夜クラス。
レアすぎて2人しかいない。笑
「(水)夜クラスがなくなっちゃう!」と
(水)夜クラスを希望している生徒さんが悲痛な叫びで訴えてました。笑
大丈夫。
人数少なくても、毎週はできないけで、ポツポツで(水)夜はやり続けます。
ウッターナーサナ。
ひとりは体が柔らかい生徒さん。
もう一人は自分は硬い!と言っている生徒さん。
どちらも変わらず深い前屈ですよ。笑
(硬いという思い込み。自分にかけている制限を取っ払っちゃいましょう~!)
「ウォーリアⅡは腰反っちゃうね~」と自分で言っていた生徒さん。
でも自分で知っているだけでも素晴らしいこと。
そして何より、さっきも書いたけど
自分で自分を硬いと思っている。
でも硬くないですよ。
そして素晴らしくよく動ける方ですよ。
自信をもってください。笑
そして、もう一人、アナ骨からのリベンジ。笑
へこたれなかった生徒さん。
すごく可愛らしくおだやかな人だけど、
その奥で、実に負けず嫌いな一面も。
この日もできなかったポーズがあり、
すごく悔しがってしました。
悔しい!!って思う気持ちも
その負けず嫌いな一面も素敵だなーと思った日。笑
きっと伸びますよー!
2月6日(水)のクラス。
(水)午前はスローフローヨガ。
さて、今週は先週のことと今週のことを同時進行に書いていきます。
今日、さっき終わったばかりの(水)午前のクラスのこと。笑
1ヶ月間があいてしまった生徒さんと、
秋以来かな?お久しぶりな生徒さんがいたので
昨日(火)より少しペースをおとしてゆっくりで。
先週の(水)も来て今週も(水)に来てくれた生徒さんもいるけど、
先週のプランクと比べて、どうかな。
先週よりよくなっていると思いますよ。
力なしの部分は、すぐすぐに強くなれるわけじゃないけど、
でもどこにどう、意識をむけるかだけで、変わってくる部分もありますね。
久しぶりの生徒さんは、むしろ休んでいる間によくなっている気がする。笑
いつも以上に脚が伸びていました。
ランジ。
ひとつ気になったのは、
これは癖なんだけど、手の幅が狭くなってしまう人。
(本人は自分のことだ!ってわかるはず。)
他の曜日の生徒さんにもいますが、
力がない分、狭くすることで、力を集中させられるようにも感じますが
手の幅が狭いと、それだけ支える面積が狭くなってしまうので
逆に不安定になってしまいます。
筒状のものをテーブルに置いたとして、
底辺が広いものの方が倒れず安定しますよね。
逆に底辺が小さく、円錐のように底より上の方が広がっていたら
倒れてしまいますよね。
手の幅が狭いということは、
円錐の小さい面積の方で立つようなものです。
自分の癖なので、それを変えるのはすごくやりづらいかもしれませんが、
手の幅は肩幅より狭くしないようにしましょう!
ウォーリアⅡ。
最近、ウォーリアⅡばっかりですね。笑
なかなか納得のいく安定感が出ないので、しつこくやってます。
永遠にランジとウォーリアⅡのima*yogaと呼ばれないように
(呼ばれてもいいけど。笑)
来週は少し変化させようかな。
「坐骨+脚+体の前側」ときたので次は「+背中」といきたいんだけど、
まぁ、来週考えます。笑
ということで長い!
すみません。
先週と今週の(水)の様子でした~。
さて、明日(木)はママヨガ、アロマヨガ、アナ骨と
午前、午後、夜とクラスあります!
特に夜のアナ骨、カモン!笑
「限界的練習」の話が気に入っている私ですが、笑
私がヨガのクラスに求めているのは、
別にアスリート並みの強靭な精神と体じゃないんです。
(私自身はそれくらいのつもりで限界的練習に挑みたいですが。)
アスリートじゃなくていい、
でも、自分で自分が不快じゃないように、
自分で自分の体を扱える強さは持ってほしい、
それは誰でも、です。
だから、安全で、時に自堕落に陥りやすい日常から
一歩踏み出す勇気を。
お待ちしてます。
では!
あ、長くなっている上に蛇足ですが、
この1万時間の法則と限界的練習の話を今朝、旦那さんにしたら、
その話の言いたいことはわかる、当然だ。
でも、お前のやっていることは違う。
と言われました。
(お前のやっていること=バレエへの向き合い方)
お前はおばさんだ。
ローザンヌを目指している中学生や高校生と同じ気持ちになってしまっている。
でもお前はおばさんだ。
中学生や高校生じゃない。
間違っちゃいけない。
だそうです。
とても、よくわかる。
はい。笑
これ以上書くと長くなるので、
これについては、また別の機会に。(書くかどうかは、わからない。笑)
では~。笑